兵庫・岩屋エリア

*岩屋リポーター・TAK

素敵なホワイトクリスマス

(写真=ホワイトクリスマス)

 12/20(土曜日)は大雪に見舞われた岩屋でした。日中も降っても降ってもまだ降り積もる♪雪やこんこん、お客はこんこん状態となったがTAKでは岩屋の登り口にある丹波少年自然の家センターロッジを貸し切りX'mas partyを開催する事になっていた。

 道路は除雪はしてくれてるが果たして皆さんは来てくれるのだろうか心配だった。皆さんの安全を考えてキャンセルも思った。がしかし夕方までに大雪の中をドライブして40名を越える方々が集まってくれた。キャンセルはバイクで来る予定だった方のみ。いくらなんでもバイクでは危険過ぎる路面状況でした。

(写真=ハッピークリスマス)

 会場の丹波少年自然の家は森の中にあり真っ白に雪化粧した木々に囲まれホワイトクリスマスとなった。都会でするクリスマスとは趣も異なり飾り付けから料理まで全てが手作り。そして飲むワインまでが手作り。ワインは麓の葡萄園で栽培された富士稔の粒を足で踏んで作ったもの。その様子はこのページでも写真入りで紹介しましたが覚えていますか?

 その後、葡萄酵母菌を入れ発酵させ、アルコール14度まで熟成された。山梨のワインと6:4の比率でブレンドして殺菌、ワインナリーの機械でコルクをスッポンと入れて出来上がり。ラベルには葡萄の粒を踏みつけた4名(正一郎、加藤豪さん、渡辺典子、TAK)の顔写真とサイン入り。袋にはPWCゼッケン7正一郎がシャモニーを飛ぶ写真。今回、ボトルに詰めたのが40本。初めてのオリジナルワインの出来上がりとなった。

 一本1500円でワインナリーから売って頂きしめて6万円。その分、酒屋で美味しいワインを買った方がましかもしてないがワイン作り体験を通してワインワインと盛り上った事だけでも面白かった。御味の方は?鍋に合うなかなかのもので大好評でした。今度は日本酒作りの体験もしてみたい。来年のワインは赤ワインに挑戦してみる。

 各自プレゼントを持ちよっての交歓会は意外性があって面白く、イカツイ植村さんには何故かリカちゃん人形が当たった。ギター演奏もあり雪が降り続く森の中でのX'mas partyは山奥留学ならではの良い雰囲気でした。


(写真=クリスマス演奏会)

 21日(日曜日)降り続いた雪も上がり快晴となった。朝一番、積雪状況を見に山頂に上がった正一郎の報告によると80cmはあるとの事。ランクルで圧雪して各スクールの車が上がったのは11時過ぎ、それから全員で山頂の除雪をしてグライダー2機が広げられるスペースを確保した。

 二、三人でやっていたら作業は一日かかったと思う。タンデムで一番先にフライトした。一面の雪景色にパッセンジャーは大喜び。Landing場は積雪30cmの銀世界。走る事も出来ずに二人の脚はスッポリと雪にささってバージンスノーの上に一文字二つ。

 重いタンデム機を担ぎいつもの場所まで移動してパラを畳んでいたら『空から舞い降りた足跡を見るって初めてだ』と。振り返れば空から舞い降りた二人の足跡が雪原の真ん中からこちらに向かってついてる。

 この日は講習場グリーンパークは雪でホワイトパークとなり走れない。講習生4名もタンデムで白銀の世界をフライトして大喜び♪空から雪の贈り物で感動的な週末となった岩屋でした。

 23日は南西風の予報だったので朝のうちに南テイクオフを各スクール総動員で除雪。この日も北西風に一番先にタンデムでフライト。東京から転勤3年目、来月は東京に戻る方がパッセンジャーとなった。関西最後の思い出作りだったそうだ。東京に戻ったらスクールに入ってパラを始めるそうだ。

 Landing場でスクール生の無線誘導をしていたらロールアウトのタンデム機が舞い降りて来て可愛いサンタさんがプレゼントしていた。なんともほほ笑ましい感じでした。ハッピークリスマス♪24日クリスマスイブの日は北西風穏やかで一本フライト。午後は風が強くなったので早々に切り上げ外でクリスマスケーキを食べたて☆Merry X'mas☆

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