＊岩屋リポーター・TAK
三連休のスタートは時雨れ空に風強しで始まった。四国は徳島美馬町で今期国内大会最終レースがあるのでTAKから正一郎応援ツァーにどっと行ってシマッタのでガラガラのスクール。
天気予報も悪いにもかかわらず熱心な方々が１０名も来てくれたので講習場へ行き練習。下は２０歳の良行君から上は５０歳代までが異世代交流？で盛り上った。パラグライダーを始めてから体重が５ｋｇ減ったと喜ぶ山下さんは５０歳代のお父さん。身体も運動神経も淀んでいては危険と、お酒を控え口にするものを養生しウォーキングを始めて３ヶ月。フットワーク良く斜面を登り立ち上げの身体の切れも素晴らしい。たかがパラグライダーと侮れないパラ効果です。
ご同輩の澤さんは最近めっきり反応が♯？シャープになったので訳を聞くと毎朝ラジオ体操を続けてるそうです。パラをしたお陰で健康になった方々見てると我々インストラクターは皆さんの目標になる肉体でなければならない。プロなんだから。ここ青垣町には素晴らしい室内プールがありスイミングスクールの先生は東京の会社から派遣されてますが体脂肪が多いと減給されるそうです。プロスポーツのインストラクターはここまで厳しいのです。その話しを聞いてからオレもそうとうがんばルンバしてるって訳よ。
時雨れが来るのであずま屋で休んでいたら講習場に虹がかかった。虹をバックに皆さんと記念写真。時計を見ると２時１０分だったので２時の時計といっしょに虹も撮影した山根さんは大きくプリントアウトして翌日スクールに届けた。ここまで冗談するか〜。
２３日の日曜日はタンデムフライトが大好きで今回３回目の女の子が３名やって来た。
今回のお目当てはサンタクロースの格好してタンデムフライトし上空で空撮してもらう。北西風が少し強めに入るテイクオフで最初のパッセンジャーを乗せて前山の南斜面でサーマルをゲット、どんどん上昇して行くと『校長！気持ちが悪い〜』と。山に上がる車に酔ったと言うので、もったいないが一気に高度を下げた。前日、隣町に泊まって久々に仲良し３人が会えた喜びでついつい飲み過ぎが本当の理由。なんたるサンタルチア。
次のパッセンジャーは遥々東京からやってきてくれた。紅葉の森の上でのスパイラルは赤やオレンジ色がグルグル回ってとても奇麗だ。失敗したらシッパイラルになるから慎重に。この日はタンデムでも上昇出来た前山の南ポイントで上手くサーマルをゲットした方々は目測で１２００ｍぐらい上昇して青垣盆地の上を飛び回っていた。
勤労感謝の日、普段のお仕事でお疲れの皆さんは思いきりリフレッシュ出来た一日でした。この日、四国三郎は５０ｋｍTASKが成立し、カッシー１位 正一郎２位 宮田さん３位。晩秋のポヨヨン〜な日差しで５０ｋｍタスクとは四国三郎おそるべし。
２４日、アサレン７時で山に上がると山頂テイクオフには２２名のカメランが雲海を撮影しに来ていた。その後ろ姿をデジカメしてたら気のいいおばさんが遠慮しないで前で雲海を撮ったらと。う〜んかいではなんだけど。話しを聞けば朝３時に起きて大阪からやって来たそうです。７時半、一番機はフライトし雲海の上にパラグライダーの写真を撮影するシャッターの音だけがする晩秋の岩屋。二回目のフライトで山に上がると途中でカメラマンの方々とすれ違った。皆さんが嬉しそうに会釈したり手を振ってくれたり爽やかな感じでした。
この日の天気予報は午後から雨予報、ドンドン飛ばしたら雨が降る前に４本飛べた。TAKでは三田からサンタの格好したい！女の子が二人やって来た。実はタンデム予約をして雨風でキャンセル４回目、五回目のチャレンジ。今回もダメなら誤解される？サンタの格好をテイクオフでさせるのは苦労する。これをサンタ苦労スと言います。
昼過ぎいよいよ雨がきそうな空模様になった来たが、もうじき初フライトを予定してるナオちゃんをタンデムレッスン。山頂でアンタもサンタと言ったら『私は女よ〜』と真面目なナオちゃんなじめない雰囲気。青春の思い出にやりなしょう！とTake off。空撮した写真は満面笑顔でした。
午後はシビシビ雨が降ってきたのでスクールの戻り連休撮影したビデオを鑑賞。この天気では四国三郎はノーレースだったかな？と思っていたら２２ｋｍのTASK成立、正一郎が三度目の優勝となった。この連休でサンタになったアンタ達は６名全て女性。サンタのウエァーで良く仕事した。
正一郎がいたら『校長！遊んでないで仕事せい仕事』と言われるところ、いなくてラッキー♪