*岩屋リポーター・TAK
11月14日金曜日は一週間ぶりに晴れた岩屋となりました。
9日に日曜日は北西風ブンブンと冷たい雨の中で青垣町農協では収穫祭のイベント。私立高校の体育教師本井さんはイベント会場で開催されたストラックアウトで見事な投球で優勝してDVDデッキをゲットした。これには地元農協さんもびっくりでした。とんびにあぶらげ!?
それからはず〜と雨で14日は見事な快晴。北東風が終日穏やかに吹き5本もフライトが出来ました。正一郎はNOVAが新しく開発したラドンで10時前からサーマルをゲットした。ノバはレースから撤退したがここ2年の進化は目覚しく次々に素晴らしい翼をリリースしてくる。今回のラドンもゴジラ?真っ青の飛びでした。でもゴジラが火を噴いたらパラは一発でパラパラ…ん。
この日のサーマルは結構早めから活発でお昼にはピークの強さ。このタイミングで出たロールアウト加藤豪さんら4名は笹ヶ峰から剣が峰そして市川町までのクロカンを楽しんだそうです。練習生も多かったTAKはエリア外には出ずにひたすらフライト本数を稼いだ?お陰で五本、ゴホンと言えば龍角散の日でした。
この調子だと明日のアサレンは7時だと張り切ったら朝は南西風が強く正一郎がダミーフライトで出たが下降気流につかまり危うくダメーフライトになるとこでした。山頂ではアマチュアカメラマンが望遠レンズで雲海を撮影に夢中でしたので正一郎のテイクオフには気づかずカメラマンのお尻の列がずらりと並び滑稽でした。
カメラマンのおじさん&おばさんにギャグ一発『撮影し映ってなくてキャンノット(キャノン)、こちらを向いてニコンと笑って、風邪をひいたらコンタックス』爆笑でギャグコミニケーションでした。
この日は講習場で基礎トレーニング、パラを担いだエクササイズで汗を流した。空の上の懲りない面々は日曜日のアサレンも7時に大集合。山頂はフォローの風でフォロー出来ませんと岩屋山頂まで往復1時間のハイキングをして戻ると、どうだい兄弟!素敵なアゲンストじゃぁ〜あ〜りませんか。それから山頂は北西風がサンタの橇の鈴の様に景気良くシャンシャンと吹いた。
夕方、少しパワーを増した北西風でフライトしていた藤下君がバコン!と翼を潰され異常飛行状態となった。先月、舞鶴・神崎マヌーバートレーニングでスピンからフルストール回復まで経験していた成果が見事に発揮されフルストールで回復した。木崎湖でマヌーバー合宿したことのある中西君は上空から無線で『藤下君カッコエエ〜』と賞賛。同じ練習でレスパラを投げた大田先生も地上でカッコエエ〜と絶賛。夜のスクールでは正一郎が何故に翼が潰れたかをシュミレーターで延々とレクチャーしていた。神妙に正座して聞いてる藤下君これが本当の座学だね。
じゃ〜ん!翌日その藤下君から予約メール『明日、母をタンデムして下さい』と。
18日火曜日、朝から雲一つない快晴。まるでパラグライダーの為にあるような天気に藤下君親子はやって来た。狙いすました天気に登場、搭乗とはにくいね。
『紅葉の季節になったら連れて行ってやると約束してたんです校長』
そうか今が一番綺麗だもんな。早速、用意して山頂に上がりテイクオフした。風が良いのか腕が良いのかグングン上昇して紅葉した森の上を飛んでいたら息子藤下君も同じ空域に飛んで来た。息子のフライトを見ながら同じ空を飛ぶ母の気持ちどんなだったのでしょうか?結構ハハのんきだね〜だったりして。名づけて☆親孝行タンデム☆はアンコールに応えて二回も飛びました。
以前、三木恵ちゃんの☆父の日プレゼント☆に続く親孝行なプレゼントでした。あまり紅葉が綺麗だったので来年も又こうよ〜と言ったのは言うまでもありません。
親孝行したい時には親は無しを実感して、いつまであると思うな親と金とサーマル。