*岩屋リポーター・TAK
岩屋は今から20年前にホロンピアとゆう行事がありその時にハンググライダーのエリアとして誕生した。このエリア開発の中心になった人物は大阪の市田さんだった。市田さんはウイルスウイングのインポーターとして活躍していた。
この大会で優勝したのがラ・ムエッテーの荒井社長であった。その後、岩屋にパラグライダーが飛ぶようになりTAKとロールアウトがスクールを開校 し1993年に岩屋山スカイスポーツ運営協議会がスタート。今年で10周年を迎える事となった。時代はハンググライダーからパラグライダーへ移り現在パラ グライダーフライヤー登録数500名に対しハングは20名と逆転してしまってるがハングで開山した山である事を忘れずに新しい足跡を作って行きたいもんで す。
17日イベント前日は素晴らしい秋晴れとなり明日の大会準備の予定時間1時を3時に 変えてフライトを楽しんだ。サーマルタイムには1400mまで上昇し抜群のパラ日和となった。夜には明日の早朝からバルーンを上げる方々が青垣に入ってス タンバイ。明日の天気は良いが風が心配だった。
18日、朝5時に起きだして外に出てみたら霧がかかっていて無風状態だ。この地方は 朝霧がかかったたら良い天気になる。バルーンに乗る事を楽しみにしている子供らも起きだしてはしゃいでいた。6時、ランデング場に行ってみるとすでに四隅 を車4台にロープを張ってバルーンの赤い炎がゴーゴーと燃え送風機でバルーンは膨らんでゆく。このバルーンは正一郎がワールドカップで所属しているアエロ タクトさんから10周年を記念して協賛され、地元の子供達に空飛ぶ夢をプレゼント♪
6:30.待ち構えていた若いお母さん、お父さんが子供を連れてどんどん集まって来た。1回で小さい子供と大人で5人が搭乗出来るので次々と乗れる。初めて空を浮遊する方々の歓声が朝靄の中に響く。
8時過ぎると雲一つない快晴となり澄み切った秋空にバルーンがフワリと浮かびとても綺麗だった。ランデング周辺の方々も大勢集まり搭乗してくれ た。パラグライダーで飛ばなくとも空を浮遊する気持ち良さ判ってもらえたようだ。終了予定の9時までに160名の親子が搭乗してくれた。
大会はフリーフライトしてからターゲットを競うものでこの日、高橋さんは佐藤哲ちゃんがインポートしているカイエンの試乗機で1850mまで上昇して降りてきたらすぐ注文した。飛んだらすぐに買いえん!カイエン恐るべし。
午前中は南テイクオフから、午後は北西風に変わり北から出た。2時ぐらいから風が強くなりゲートクローズ。ターゲット大会は練習生の部、パイロッ トの部どちらも1位〜3位までタックがお立ち台独占してシマッタ! これは普段から完璧のランデングを目指し場週飛行の練習を徹底している成果と思いま す。
閉会式ではじゃんけん大会で☆丹波の松茸☆が協議会から協賛されて大いに盛り上がっ た。ゲット出来なかった方々は今度ある時まで、まったけよ。開会式でも岩屋の歴史をお坊さんから紹介され祈祷された岩屋観音のお守りが全員にプレゼント。 タックの谷元さんがデザインした岩屋観音飛行安泰ステッカーは見事な出来栄えで300円(観光協会で売ってますお土産にどう?)
この日の夜は隣町の朝来町さのう高原で兵庫県内のパラスクールが一同に会してのPartyへと移動。140名ぐらいが集まり華やかに開催された。 メーカーさんではアエロタクト半谷さん、ジオスポーツ中台さん、エリア掛さん、ジェネス後藤さん、スカイウオーク哲ちゃん、ユーターン加賀山さんと多彩な 顔ぶれです。
宴会にはタックの井上さん(酒作り指導員だから酒導員?)から日本酒樽酒が! 平均年齢70歳?ぐらいの渋いおじさん達のジャズバンド☆サンライズ☆の演奏は素敵だった。終わってビールを差し入れしてメンバーの方々と談笑した。☆サンライズ☆の由来は皆さん頭が薄くなって光って眩しいからだそうです。
俺はバックに入れてたハーモニカで♪ジングルベル♪を一寸吹いたらベースのおじさんが『セッションする?』と声をかけてきた。面白いハップニングにすぐ乗った。俺のハーモニカにベースとドラムがまるで夢の酔うな?出来事。
19日、快晴のさのう高原のランデングには巨大なコラムが建ってその上に立てたら最高得点。あまりにも天気が良いので山頂のテイクオフまで歩いて上がったら二度も大きい鹿に出くわした。野生の鹿にしててたは、やせ〜てはなかった。
上空は北風でランデングは南にあるから乱気流の中を飛ぶ気流となったのでお昼にはキャンセル。講習場でパラを担いで斜面を駆け上がり立ち上げして 走り降りるゲームをしたり協賛メーカーさんのお話があったりで夕方には200名ぐらいの集合写真を撮影して怪我もなく目出度く終了しました。20日も日本 晴れの秋晴れ。
金曜日から4日連続の素晴らしい秋晴れでした。