*岩屋リポーター・TAK
この1週間は普段山奥でのんびり生活してるTAKにとって超ハードスケジュールだった。TAKの師匠三浦雄一郎さんエベレスト世界最高齢登頂の祝 賀Partyが東京麻布のアメリカンクラブで開催され久々の東京へ出向いた。どうせ行くなら故郷の仙台まで足の伸ばし両親の墓参りと兄弟や親戚に挨拶も しょうと子供達をおばあさんに見てもらい7月17日の朝、ユカと青垣を後に飛行機で仙台に向かった。二人で旅行するのは結婚以来10年ぶりの事だった。
仙台は雨だったが岩屋は良い風でTAK STAFFのノンちゃんが北西で1時間近くソァーリング出来たそうです。留守でもエキスパートの方々はフライトを楽しんだ。18日は仙台から東京へ新幹線で移動、岩屋も東京も雨でした。
東京駅にはパラワールド編集の小貝さんが迎えに来てくれて東京タワー近くのアメリカンクラブへ連れて行ってくれたので助かった。ユカは修学旅行以来の東京なので東京育ちの小貝さんがはとバスツァーのガイドになってくれた。
『ここが皇居です』
『雅子さんが住んでるの?』
『???』状態の小貝さんでした。
Party会場は500名ぐらいの来客でびっくり。99才の三浦敬三先生と雄一郎さんに挨拶して最終新幹線に乗り青垣着いたのは夜中の2時だった。
明けて、いよいよ7月連休が始まるのに19日は朝から雨…、講習場の一日体験の方の問い合わせには『10時には晴れます!』と言い切る。なんの根拠もなかったがそんな予感がした。
その日が誕生日だったカップルは『大阪は雨だったのに本当に晴れましたね♪』と風にも恵まれてたくさん飛べた。晴れて良かったと心の中で呟いた。怪しい梅雨空が原始能力の勘に頼るしかないのだ。
岩屋の山は南風が強く飛べませんでしたがGreen park講習場はとても良かった。20日日 曜日のTAKはアエロタクト曽我部さんが来て試乗会があるのでアサレン8時には40名以上集まった。朝一は静岡御前崎でボードセーリングをしてる豊田君を タンデム。スパイラルをしてやったら大喜び。Landingしたら御父さんも降りてきた。親子で空を飛ぶって良いもんですね。
午前中は南風から南西風になり結構TOP OUTして飛べましたが午後には風が強くなり全員が講習場で基礎トレーニングしたり試乗機を立ち上げたりしてたら草むらから野うさぎの子供が飛びだしたの を田舎育ちのユカが捕まえて手のひらにくるんで降りて来た。体験フライトに来ていた小学4年生の男の子が『御母さんの所に返そうよ』と元いた草むらに持っ て上がって放した。
講習場グリーンパークは10周年を迎えて待望の水洗トイレが完成しましたのでより快適になりましたよ。夕方に山頂に上がるが南西風は収まらず荒木さんが一人飛べたのを見送って、なぜか万歳して下山。
転勤で岩屋を去る二人の送別会をした。山田君は彩の国こまちに戻り、山の内さんは宮崎に転勤となる。送別会はアルコール無し、長野教員が栽培した じゃがいものみそ汁、ユカんちの御米の白御飯、金川さんと吉川さんが川で捕まえた鮎5匹の塩焼き。まるで精進料理の様なシンプルなものでしたが美味かっ た。
連休最後☆海の日☆は抜群の気流となり練習生までもが全員TOP OUT出来、海の日は岩屋では☆空の日☆と なった。北東風が穏やかな一日でした。会社を立ち上げたばかりで大怪我した佐藤哲ちゃんが輸入してるSKY WALKのカイエンを買ったペコリンことメグリンは神鍋から冬季留学して来たが夏になってもまだ岩屋を飛んでる。そのカイエンで3時間ソアーリングして雲 の中を出たり入ったり。青空に鮮やかな赤のカイエンを哲ちゃんに見せたかったね。早く治って岩屋に飛びにおいでよ。この日初フライトした濱口君はハーネス に値札を付けたままで笑いをとっていた。
22日、青垣町にある氷上西高校は毎年10月にパラ教室開催。近隣の高校の教頭先生にパラグライダーの話しに行った。仙台→東京→青垣→連休→講演とハードでした。慣れないスーツを着て講演はさらに疲れた。公園かい?の方は似合ってると思うよ。
次のレポートは梅雨明けの岩屋を宣言しておきます。