*岩屋リポーター・TAK
一年中で一番、植物の勢いがある時期なので先週クリーン作戦で草刈りしたLanding場や講習場は1週間で草が伸びている。岩屋の山道には、この地方の山奥にだけひっそり咲く可愛らしい笹百合の花が人の手の届かない
高さにのみ生き残り可憐な花を咲かせ目と鼻(優しい香りがする)を楽しませてくれています。
昨年、スクールの女の子この花を紹介する時に『山奥にひっそりと咲く笹百合はまるで君の様』と言ったら『山奥にひっそりなんて絶対にイヤ!私は目立ちたい』思いもかけない言葉に驚きだった。それいらい大和撫子なんて男の幻想でしかないのだよと自分に言い聞かせてる。今年も笹百合の咲く時期となったが、花の命は短くて恋せよ乙女。1週間ぐらいでほとんどが散ってしまった。
真っ赤な木苺が山道にたくさんなっていて飛びに上がるたびに木苺の所に車を止めて皆で食べる。ワイルドな木の実なので甘いが少し苦いのでそんなにたくさんは食べれないが珍しいのでついついつまんでしまう。子供達と木苺を集めて木苺ジャムを作った。砂糖で煮れば良いのかと思ってジャムメーカーのページでレシピを見れば結構面倒な作業があって2時間もかかった。
自然の恵一杯の森の上を週末二日とも飛べました。6/21(土曜)はアサレン7時、ネットの風予報は南西でしたがTAKの予報は北東で見事にアサレンから北東の風が調子良く吹きました。岩屋は北寄りの風が穏やかに吹くとソァラブルなコンデションとなり練習生にはもってこいの風になります。この日も1300mまで上昇して長く滞空した方で3時間飛行がありました。
TAKスクールでは夜のホタル鑑賞をしようと日が暮れるまで待って繰り出した。せせらぎの中で涼しげに鳴く河鹿の声を聞きながら川面に映るホタルの明かりをみていると時の経つのも忘れる。笹百合、木苺、ホタルで梅雨時期も楽しい。花鳥風月の中で空を飛ぶパラグライダー♪
6/22(日曜)朝のうちから昼まで山頂の風は少し不機嫌だったが午後からはシャンシャンと南Take offにアゲンスト。多い時で20機以上がソァーリングする風となった。南Take offは長野さんと植松さんが平日にボランテア作業して又一つ広く快適進化した。この頃立ち上げ失敗のスタチンや怪我はほとんど見なくなった。やはり安全のマージンは環境整備なのだとつくづく思う。
ゴルフ場やスキー場の様に広大な土地を必要としなく環境破壊もないクリーンなスポーツ、パラグライダーが目指す環境はホタルと共生する環境でもある。夏至も過ぎもうすぐ夏を迎える岩屋。夏になったら涼しく澄んだ水、浄丸の滝遊びが待っている。早く暑い夏になれ。