12月から校長先生に言われ続けていた初フライト
この日の朝のんちゃんから 「校長に、尚ちゃん今日飛ばそうっていわれたよ」
あっ、そうなんだ私今日飛ぶんだ 。
その後、校長先生にタンデムをしていただきコースを教えてもらった。 タンデムは確か7回目、目は慣れてきていた。
グリーンパークで、立ち上げを何度か練習をし、そのまま岩屋山へ→
山頂へ上がる途中、道に積もった雪が氷に変わっていてスリップした。 少しの緊張があったため、怖くなった。 その緊張をほぐそうと校長があの手この手と話題を作っては話してくださった。 (Eric Craptonの woundaful tonightは、ずっと 頭の中に響いていましたよ。)
山頂に上がってから、予定していた南からのテイクオフが、風が変わったため西へ移動。 しかし、またしても風がかわり、南へ移動。
ドキドキしながら他の人たちのテイクオフを見つめながら、笑えなくなっていたようだ。 誠君の「尚ちゃん 笑顔・笑顔」言われないと笑えなくなっていた。 (言ってくれてありがとう)
まわりにいた人たちがいなくなり、緊張しながらライザーのチェックをし、 いざ一歩・二歩・・・・
走ろうとすると、ストップ (あ〜。きょうのタンデムと同じだわ。きっと二回目はうまくいくはず)
二度目の、一歩・二歩・・・・・ 浮いた↑
校長先生からの無線「足閉じて、座って」 この声が聞こえたとき、一人ではなくタンデムしてもらってるような気になり不安が消えた。 ランディング場がみえた。 ポイントの正一郎さんが分かった。 笑った。
正一郎さんの指示通り、言われるままに操作した。(したつもりです。)
「川の上を左90°旋回して、川の上流に向かってまっすぐ」 (って、どっちが上流だろう? 川の流れのみえるところをさがそう。あった、高源寺のほうだ〜)
「それから、川の中に魚がいるか確認してね〜」 (見えるくらい大きな魚がいるのかな〜?)
ランディング場に近付くにつれ、みんなの視線を感じた。 (少し恥ずかしかったけど、うれしかった。) TAK事務所のあたりからランディング場へと続く農道の上をポイントを目指したつもりが、ショ−ト??? 白菜を踏まないように無事着地。
『荻野ランディング終わりました。ありがとうございました』 なおちゃん。おめでとう〜〜〜(校長先生) ランディング場にいくと、みんなに拍手で おめでとう と出迎えられた。
コメント
今まで飛んでいる人たちは一人で飛んでいるのだと思っていたけれども、自分がとんでみて一人じゃないのだと 気づきました。 無線からの声、ランディング場のみんなの出迎え。 グリーンパークでの練習にずーっとつきあってくれたノンちゃん。(なんども同じこといわせてしまってごめんなさい。) たくさんの人に感謝します。