朝、家を出るとき雲ひとつない天気で今日は、正ちゃんもオーストラリアから 帰ってきているし、良い事がありそうな気がしてスクールを目指すが青垣町が 近づくと曇り空で北風が吹き寒い。
1本目 北風が強いが、T.O出来そうなタイミングを見て出てすぐ、フロントコラップスに (ひょえー・・・危ない、あぶない)まっすぐにL.Dへ
2本目 正ちゃんの取材にNHKの方が来て撮影をしている中(少しは映ってるかなと) 北西の風強めでT.O、鉄塔付近で50分ぐらい飛び北風が強いので道の駅に L.D(なかなか前に進まずまっすぐ下に降りる感じ)
2本飛べて良かったが、もっと良い事がありそうな気がしていただけに残念だ! 明日も天気は良さそうなので期待しよう。
佐野邸から事務所へ行くと、正ちゃんより「今日は、XCに行くで!」の一言 よっしゃ、今日こそは出遅れずについていき安全山に行くでと心にきめる。
今日の目標(いままでの体験より)
1.正ちゃんより高い高度にいよう(上げてくるのが早い)
2.走り出したら早いのでよく見て遅れないようにしよう
11:05 南T.Oからテイクオフ(3回目)、先に出たノンちゃん、俵ちゃん、 山ちゃんがトップアウトしているノーマルルートで800mぐらいまで上げて 鉄塔に向かうと下がってくる、もう一度戻り上げなおして町の裏山を見ると 雲ができている。(北東風で同じような時に上がったことがあり) 一か八かで行ってみることに、「当たりじゃ」と思い旋回すると1300mぐらい まで上がりカチカチ山を目指す。
矢印@にて、1300m「ウ〜ウ〜もう指先が痛くなってきた。」 正ちゃんはいずこにと岩屋を見るとあまり高く上がっている機体が見えない。指先は痛いし、安全山は近くに見えるし(行けそうな感じがした)どうしよう とりあえず無線を「正ちゃん、増田です、安全山へ行ってもいいですか?」
答えは「みんな、上がりだしてきたから岩屋に戻ってきていっしょに行こう!」 せっかくここまで来たのに戻るのかと思いながらもリーダーの言う事はきいて おこうと思い戻ることにする。(あ〜安全山が遠のいていく)しかし、この後、 考えてもいない所まで飛んでいけるとは思っても見なかった。 丹波少年の尾根に戻り、正ちゃん・山ちゃんと上げていると金川さんは既に カヤマチ山でかなり上がっている。カヤマチ山を目指す、ここでヤナイさんも加わり、矢印Aに向かうことになる。(高度1600m)
安全山に行くことしか頭の中になかったから、どこへ飛んでいくのかさっぱりわからんが、「ついていかねば」と思いグライディング。 矢印Aにてセンタリングを始めるが、山ちゃんが何故かセンタリングをしないで下がっていく・・・・・(高度1600m)
ここで、正ちゃん(リーダー)は山ちゃんのサポートにスパイラルで降下していき、この先は金川さんとヤナイさんの3人で行くことになる。
「ここはどこ、何処を飛んでるの?」と思いながら、金川さんを見上げながら飛んでいると前方に高圧線が目に入ってくる。 だんだんと高度が下がっていき高圧線が近づいてくる感じがするが、進行方向右手に川があり高圧線を越えれそうになければ 川沿いのどこかに下ろすことを考えながら進む「おおー、金川さんが上がってる! こっこれはあそこら辺に行けば上がるとゆうことか?」
矢印B(高圧線の手前)で上がりだす。「これで高圧線を超えて前進できる。下ろす場所を探さなくてよさそう。」で1500mまで 上げて進みだすとまたまた指先が・・・痛い、ブレークコードを片手で持ち股の間に挟んでもあまり変わらない「うーたまらん、痛い」と
思いながらも飛んでいると高度が900mぐらいまで下がると指先の痛さが和らいだ。「よし、もー少しガンバロウ!」で上げなおすとやはり痛い「モー限界、前に見える山(妙見山)を超えたら下ろそう。その先は、山が深そうだしな。初めてのXCで何処飛んでるかも
判らんしな?」と考えながらも金川さんを見上げながら後を着いていっている。なんでかなーなんでだろー、、、
しばらくすると高度も落ちてきてランディングを考えることに「電線が無くて、広い場所で、田んぼに水はないし、大丈夫」そして、 何とか無事にランディングすることもできました。あー、よくわからんうちに初のXCは終わりました。(T.Oから約 20km)
校長、正一郎さん、金川さん、ヤナイさん、ありがとうございました。一人ではここまで飛べいませんでした。これからも少しずつ 飛んでいける範囲を広げて行きたいと思っています。今後ともご指導を、よろしくお願いします。