「初飛び」 BY 佐藤 良太 (99/12/18)


 パラグライダーを始めるきっかけは、お父さんがパラをやっていたから。最初はおもしろくないとか、あぶないと思っていた。けど、グライダーの立ち上げやグリーンパークの上の方から飛んでたのしかった。

 ぼくはグリーンパークで6回か7回で初飛びをした。グリーンパークでは最初は立ち上げの練習や飛ぶ練習をし、グリーンパークでの練習はきつかった。飛んでいるときはいいけど、飛んでグライダーを持って登るのがきつかった。自分のハーネスをもってからさらにきつかった。

 今日は初飛びができるかもしれんなと言われたときは、もうそんなにきてたんやと思った。

 初飛びするとき、ちょっとドキドキした。けど、いつもどおりやったらいいからと言われたら、ちょっと安心した。飛んだらやっぱり、タンデムと一人で飛ぶのは全然違った。しばらくしたら、ハーネスがぐらぐら揺れ始めた。ちょっとびっくりした。誘導が始まった。始めブレークコードをどれだけ引いたらいいのかわからなかった。

 体重移動は家でシュミレーターでやっていたので、だいたい感覚がつかめていた。だんだんランディング場に近づいてきたけど、すぐ前にグライダーがあった。いやな予感がした。たたなあかんのに前にグライダーがあってあせって立てなかった。グライダーに突っ込んだ、でも怪我はなかった。ぶつかったけど面白かった。

良太
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