初飛びレポート2006.12.24
皆さん、イットクこと藤原一徳です。
空の魅力にとりつかれてハング歴16年以上になる私ですが、パラグライダーを始めようとTAKの門をトントン♪したのが9月29日でした。セットアップに時間がかかるハングに比べほんの数分でテイクオフしていくパラの人たちを見ていて“いいなぁ、あんな早くに飛べたら楽だろうなぁ”と思いながらもキャノピーが潰れることの怖さとあのヒモ!(世間ではラインという)の多さに今まで尻込みをしていた私でした。(実はあやとりできません・・。)
そんな私ですが、TAKが自宅の加古川に近いこと、校長先生の名前を以前から知っていたこと、安全第一に指導して頂けるスクールであることがパラグライダーを始めようと決めた理由でした。
初日に校長先生になんと3本もタンデムをして頂いて、パラのスピード感を体験でき、ランディングアプローチの違いに驚きましたが、空を飛ぶことには慣れているつもりでしたので割と楽に飛べるかなと思っていました。
ところが、いざパラグライダーの練習を始めると、まず立ち上げが全くと言っていいほどできません。キャノピーの動きに身体を合わせる動作はハングのテイクオフの動きと正反対の動きになります。ハングの場合だと浮き上がろうとする機体をすぐに押さえ込まないと傾いてスタチンしてしまうのです。ハングが力でねじ伏せるK−1ならパラは相手の力を使う合気道という感じかもしれません。(フムフム・・・)
染みついた癖を直すのはなかなか難しくて何度やってもキャノピーが傾いてしまい真っ直ぐに走ることもできませんでした。
10月は仕事が忙しくてほとんどスクールに来られず、11月に入ってから、ゆかさんにはランディング場でマンツーマンの指導を受け、講習場ではのんちゃん先生と正ちゃん先生の特訓を受けようやく形にすることができました。
12月になり、できることなら年内に初ソロフライトしたいなあと思いだしました。
そしてクリスマスパーティの23日に校長先生から『今日、初飛びしましょう!』の声がかかり期待に胸をふくらませていましたが、その日はターゲット大会とパーティの準備で忙しく翌日に持ち越しになってしまいました。(うーん残念。)
そして翌日、講習場で立ち上げをのんちゃん先生にチェックしてもらい、午後からレスキューを正ちゃん先生にセットしてもらい、いざテイクオフへ!
スクール号の中では割とリラックスして話をしてました。この日一緒に初飛びするたえちゃんはいつもと違ってなんか静か?でした。
北テイクオフに立つと風は穏やかに正面から入っています。長野さんがサポートして下さったので安心してダッシュ!できました。テイクオフしてすぐにリッジをとろうとしたら、無線から正ちゃん先生の『はいっ、真っ直ぐに行ってー』の誘導が入りそのままラジコン状態でランディング上空へ。あとは校長先生の誘導に従い落ち着いて無事、着地することができました。(校長、たくさんのタンデムありがとうございました。)
ランディングすると、06期生のみんなが出迎えてくれたのがとっても嬉しかったです。そのあとにたえちゃんも素晴らしいフライト&見事なランディング。