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思えばH17年3月、初めてTAKを訪れ、タンデム飛行の体験をしました。空を飛ぶことの感動を味わう予定で体験に望んだはずが、なんと、結果は車酔い状態で着地したらフラフラと胃を押えての歩行するあり様でした(ごめんなさい)
その後、年二回程度の体験を希望してTAKを訪れる度に、自然の中で過ごす時間は職場から開放され、水を得た魚のように、気持ちが元気になって生き返ってくる自分がいました。
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そんな、初体験から2年が経過して今年の4月、50歳の誕生日を迎え、人生の折り返しとなり自分に出来る事、何かにチャレンジしようと熱い気持ちでスカイスポーツ「TAK」に入校をお願いしました。校長先生はじめ、諸先生方には50歳の入校生に不安一杯のことだったと思います。
(多分、いまでも、かなりご心配をおかけしていることと思いますが・・・)
体力にはあまり自信はありませんがやる気だけは充分に蓄えているのでノンちゃん先生に講習していただくグリーンパークでの練習が楽しくて、岩屋山から飛ばなくても講習場での練習だけで充分満足していました。
校長先生から初飛び近いと言われるたびに、内心では「このままでいいですよ」と答えている自分がいました。
でも、いよいよ私にもやってきました。校長先生からの初飛び通達日が・・・
10月28日日曜日。南東の風、穏やか、絶好の初フライト日和。
午前中は講習場で立ち上げ練習、気持ちはそわそわ落ち着かず。
校長先生からノンちゃん先生に無線が入る。
「これからタンデムします」と・・・直ちに用意をして、タンデムは長野先生。詳しく場周経路を教えていただき頭の中に叩き込みました。
タンデムでのランディング直後、すぐに初フライトのため山頂へ。車中、緊張のあまり咽喉がひっついてしまいそうな位カラカラ状態、アッという間に山頂に到着。
先輩方が全て準備を整えて下さり、ただ人形のように立ち尽くしていると長野先生から「深呼吸しましょう!!」との声。
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我に返り、言われるままに大きく深呼吸、長野先生の魔法の手の元、グライダーは立ち上がり、私の足はいつしか大地を離れていました。
「とんでる〜〜!!」実感でした。
無線から聞こえてくる長野先生の声、校長先生の声。誘導していただいている安心感。不思議と怖さはなく、楽しんでいる自分にビックリ!!
すべてが空を飛ぶことを実感させてもらえた喜びでした。
ランディング場では校長先生はじめ諸先輩方が駆け寄って、無線からはノンちゃん先生、優佳さんからと温かく「オメデトウ」と祝福してくださり興奮のあまり声は震え、感無量、胸が熱くなりました。
私にも出来たんだ〜〜!!^^ヤッター!!
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好調先生、正一郎先生、長野先生、ノンちゃん先生、いつも優しく声をかけて下さる優佳さん本当に有難うございました。
そしてスクールの諸先輩方々、07隊の皆さんありがとうございました。
これからも職場を開放された週末を楽しく、安全にパラグライダーで楽しんでいきたいと思います。
今後ともどうか宜しくお願いいたします。
小山みつ代 |
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