「初飛びリポート」　小林さん

子供のころ、天空の城ラピュタや風の谷のナウシカを観て、大空を自由に飛びまわりたいと思った。しかし、アニメの世界に登場する夢のような乗り物は現実には存在せず、いたずらに月日は流れこの歳になった。

ある日、なにげなくインターネットでパラグライダーを検索してみると、ＴＡＫパラグライダースクールがヒットした。校長の経歴のすごさと正一郎さんの戦績のすごさに驚いた。こんな人たちがいたのか！しかもＴＡＫは自宅から1時間強で行ける距離だった

それから５ヶ月、新兵訓練場（グリーンパーク青垣）で夏の暑い日も汗だくになりながら練習を重ねて初フライトの機会をうかがっていた。

9月4日に校長から次回は初ソロフライト行きましょうと言われて、翌日、生まれて初めて自分の翼で空を飛んだ。

ついにこの時が来たか。心臓はバクバク、膝はガクガクで、校長の掛け声でキャノピーを立ち上げ大空へテイクオフ。気がついたら飛んでいた。「ヤッター!!オレ飛んでるよ。」ランディングポイントで待つ正一郎さんの正確な無線誘導に従って左右に旋回し、飛んでいる間は青垣の風景を眺める余裕もあり、意外と冷静だった。

そして無事にランディング。みんなからの祝福の言葉にただただ感謝するだけでした。

０７隊として4人目（かな？）のＦｉｒｓｔＳｏｌｏＦｌｉｇｈｙ成功。

まだまだ未熟者ですが、これからもっと腕を磨いて一人前のパイロットになれるように頑張ります。校長先生、正一郎さん、ゆかちゃん、のんちゃん、長野さんをはじめスタッフの皆さん、先輩方、有難うございました。これからもよろしくお願いします。