その頃から心拍数は上がり始め山頂近くになると心音が聞こえるほどになりました。
思い起こせば昨年の2月と5月直腸ガンで入院しました。手術の 朝看護婦に「久保田さん手術室に行きましょうか」と言われ手術室に向かうあの恐さと恐怖感を思い出します。
私の心情は、沖縄弁の【なんくるないさ〜】(なんとかなるさ)と自分に言い聞かせてさあ、テイクオフへ。
校長先生の指示に従い、立ち上げ、放して、走る。
するともう浮いて飛んでいた。心配していた座る事もスムーズにできて一安心。
無線に飛び込んでくる校長先生と正ちゃん先生の声に従いゆっくりと空の散歩とそんな余裕はないが周りを見渡し一人で飛んでいることを実感。 この頃はドキドキ感もなく安心し無線の指示に従い右に左に90、180度ターンを繰り返しランディングに向けて高度を下げファイナルへ・・・・ 着陸こそ上手く出来なかったがこの年にしては上出来と自分をほめた。
皆が駆け寄ってきて「おめでとう! おめでとう!」と声をかけて頂ました。
地に足が着いた瞬間に神経を使ったのと興奮で疲れがワーと出て一瞬ボーとしてしまいました。
昨年の今頃は手術で入院中 苦しんでいた頃だ。その事を思えば生きていて鳥になり、空を飛べる幸せ。TAKと出会えて本当によかった。私の人生もこれから変わると思います
校長先生、長野さん、正一郎さん、ノンちゃん、素敵な声のゆかちゃんのご指導のおかげです。
まだ産毛の子鳥ですが色々経験し立派な親鳥になるまでご指導宜しくお願いします。 本当にありがとう御座いました。
また、先輩の方々06隊のメンバーやスクールの皆さん この年寄りを宜しくお願いします。 |